四川まみれの覚え書き

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zoom RSS 名前のはなし。その3。

<<   作成日時 : 2011/12/18 23:43   >>

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前回書いた、中国では身内でもフルネームで呼ぶ場合があるっていう話の続き。

今日の中国語のレッスンの合間に、先生に聞いてみたところ、そのシステムについてちょっと詳しく教えてくれました。


まず、家族内でフルネームで呼ぶ場合は、年上の人が年下の人を呼ぶときのみ。

そして、その姓名が2文字の場合のみフルネームで呼ぶとのこと。つまり、曹操は息子に対して「おい、曹丕」と呼んでも一向に構わないのです。兄弟姉妹同士でも同様で、曹丕は弟に対して「おい、曹植」と呼んでいいわけです。もちろん逆は不可ですけど。中国では伝統的に夫婦別姓で、一般的に子供は父親の姓を名乗りますが、姓の違う母親のみならず、同じ姓である父親も子供をフルネームで呼ぶようです。

ところが、姓名が3文字の場合(たいていは1字姓+2字名)だと、姓は呼ばず下の名前のみで呼ぶんだそうです。つまり、李海泉は息子に対して「李振藩」ではなく、「おい、振藩」と呼ぶわけです。あるいは、最後の1字を2つ重ねて「おい藩藩」などといった具合に呼ぶことも多いそうです。もちろん愛称で呼んだりもしますけどね。

また、兄姉を呼ぶときには「○哥(兄)」「△姐(姉)」などというふうに「1文字+哥・姐」で呼んだりします。父母はもちろん「爸爸(パパ)」に「媽媽(ママ)」。(※それ以上の親等の呼び方は、父方・母方、年上・年下などの違いによって複雑に分かれているので、割愛)


こうやって見てみると、どの場合でも家族内でお互いを呼び合うときには、2文字で呼ぶのが普通のようですね。

これはもはや中国的センスというか中国語のリズムの問題なような気がします。中国語では、漢字1文字につき子音+母音の1音で発音します。これを2つ繋げて2音とすることで、中国人的に「呼びやすい」「聞きやすい」そして「親しみやすい」といった感覚が生まれるのかもしれません。だから親が子をフルネームで呼んでも、2文字なら特に違和感を感じないのでしょうか。



ちなみに前回も書きましたが、上司が部下に対して、先生が生徒に対して、あるいは友達同士なんかだと、2文字だろうが3文字だろうがフルネームで呼ぶときゃ呼ぶみたいですね。時々ぼくをフルネーム(中国語の発音)で呼ぶ小学生がいるんですが、あれは彼らが無知だからなのか、ぼくが舐められてるだけなのか、謎です。どっちにしろ、自分の呼ばれ方にはあまり拘ってないので、気にはしてませんが。

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