四川まみれの覚え書き

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zoom RSS 2014年四姑娘山群登山―畢棚溝前編。

<<   作成日時 : 2014/08/09 22:13   >>

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去年はビザの手続き云々で登山に参加できなかったんですが、今年こそは。1週間ほどの参加でしたが。。。


今年の目標は、前半がアバ州理県の畢棚溝、後半がいつもの双橋溝で、前半の前半に参加してきました。

2年ほど前に学校の旅行で訪れた畢棚溝。あのときは入り口までしか行かなかったんですが…。


なんと、今回行ってみたら、ガラリと変わって立派に観光地化しておりました。以前からあったゲートのさらに下に、でかい新たな駐車場と観光バス乗り場。自家用車はこれ以上はあがれません。みんな金を払わされて観光バスに乗らされます。環境保全目的のマイカー規制ってやつでしょうか。環境保全したきゃ観光地にするなっつー話なんですけどね。


我々は毎回、登山の際には四川省政府やら四川省登山協会やら地元の登山管理局なんかから許可を取って(これでけっこう払ってる)入山するわけですが、この理県がまた曲者で、ゴリンゴリンの縦割り行政なんですな。省政府の許可まであるってのに、地元政府がウンと言わないわけだ。「おれたちゃそんな話知らん」とかなんとか言って現地で入山を拒むわけです。訳が分からない。登山連絡官にして我々の登山活動の全てを一手に握る李慶さんが、方々(とくに上のエライ人たち)に連絡を取って、なんとか入山にこぎつけました。

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これが新駐車場の入り口。ここから先に入るのに、けっこう待たされました。
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はるばる日本からやってきて、こんなところで待ちぼうけ。


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なんとか入山できることになって、ポーターたちと一緒に観光バスに乗りこむ。畢棚溝では、双橋溝のように谷の中に人が住んでないので、下の方からポーターを雇ってこないといけません。それだけにお金もかかる。

バスの終点からは、これまた新たに走るようになった観光用の電気自動車に乗り換え。また毟られます。昔は、ほんの少し入山料を払っただけで登れてたのが、今や何をするにも金がかかるようになりました。たった5キロほど乗るだけで、計80元(1300円くらい)。なめてんのか?なめてんだろうな。
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これが電瓶(電気自動車)。


はい、電気自動車を降りて、しばらく歩いたところの草原に着きました。ベースキャンプ設営です。
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平地で川も近いので、過ごしやすい場所なのですが……、夜になってまた一騒動。

なんと、今度はこの観光地の管理局の連中が、わざわざ我々のテントまでやってきて、「ここでテント張るの禁止アル。バス終点の駐車場脇にしかテント張っちゃいけないアル。明日までに移動させるアル」などとぬかしやがるわけです(書きながら腹が立ってきた…)。

しかも、ついさっき書いてきましたと言わんばかりの手書きの通告にハンコ推したやつまで持ってきて。テントキーパー兼コック兼連絡役の姜さんも大困惑。我々も大困惑。


聞いてみると、この畢棚溝にできた新しい観光施設は、すべてある企業が管理していて、その管理法については省や州・県の政府はまったくノータッチなんだそうだ。いくら省や州の許可証を持っていても、この企業がウンと言わなけりゃ、ロクに登山活動もできないんだそうで。。。省政府をはじめ、あらゆるコネを使って我々を入山させてくれた李慶さんの努力はどうなるんだ。


とはいえ、ここでゴネても仕方ないので、とりあえず我々登攀部隊は管理局の人間なんて一切あがってこれないアタックベースまで上がり、姜さんは指定のテン場まで下ることに。もう面倒くさい。


で、二日目に我々はアタックベースへ。地元ポーターの張さんが手伝ってくれました。

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ひたすら急な灌木帯、草付き、ガレ場をゼーゼー言いながら登る。このアプローチは上に行けば行くほど辛い。

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ケルンと対岸の尾根。

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だれかさんによると、3・4時間で上に着くという話でしたが、どっこい正味6時間かかりました。とくに最後のガレ場が死ぬかと思いました。このアプローチで全員グタグタ。翌日は完全休養です。

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これが前半の目標、5513m峰。先に言っときますが、今回ぼくがいる間は天気に恵まれず、本格的な登攀はできませんでした。なので、今回このブログでは登攀の記録はありません。ぼくが下ったあとに、のこったメンバーで無事登頂されていることを期待しています。


あとはアタックベースから取り付きまでの荷揚げとか天気待ちのグダグダ生活とか散歩とかです。

次回につづく。

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