四川まみれの覚え書き

アクセスカウンタ

zoom RSS 端午節休暇で双橋溝に行ってきました。

<<   作成日時 : 2013/06/20 15:56   >>

ナイス ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 6

先週は旧暦の端午節。公休で計5日間休みだったので、アメリカ人の同僚と毎夏山登りに行ってる四姑娘山群の双橋溝に行ってきました。許可は特にとってなかったのですが、念のため(?)テントとクライミングギアを背負って。(※この山域で登山活動をするときには、四川省登山協会を通して省の体育局に申請し、許可を取らないといけない)

4月の雅安地震で、南からの公共バスが不通になり、最短の巴郎山経由もバス未開通。我々がとったルートは成都ー小金県のバス。北側の道を遠回りするので7時間かかりましたが、道はきれいに舗装されてました。小金県についたら双橋溝の王さんに電話して迎えに来てもらいました。

宿泊は当然王さんのいつもの宿。去年の夏に増築中だった新棟が完成してて、テレビ・トイレ・シャワー付きの新しい部屋に泊めてもらえました。
画像
テレビがあるぜ!(あんま観なかったけど)
画像
トイレとシャワーもあるぜ!(シャワーつかってないけど)

ということで、山の写真たち。

画像
王さんの宿から観光バスに乗って紅杉林まで。天気最高。真ん中の牛心山もくっきり。4000m以上はみんなまだ雪がついてます。いまが雪解けの季節。

画像
紅杉林から見た牛心山。北側なので雪が残ってます。

今回は日隆鎮にある四姑娘山登山管理局で特別に、「王さんの宿から日帰りでの岩登り(登頂は不許可)」を許可してもらったので、紅杉林から牛心山南東壁まで朝も早よから歩くことになったのですが、これがまあ辛かった。

画像
久しぶりの牛心山アプローチ。黄色いケシが咲いてました。この辺はまだ平気だったのですが。

アメリカ人の同僚は中国での登山が初めて、ということで超ハイテンションになっており、歩くのがまあ早いこと早いこと。しかも3時間くらい飲まず食わず。高度障害大丈夫なのかしらん?と思いつつもぼくも置いてかれないようにがんばって歩いてたんですが、以前ベースを張った高原に出たところでダウン。軽い頭痛と咳が出てきたのでありました。

画像
旧ベースからの牛心山。こちら側は雪がついてないように見えますが、よく見るとけっこう凍ってるところもあり、氷が溶けだして水が流れてるところもあり。頭はズキズキ。

画像


画像
雪渓の雪を丸めて遊ぶゴードン氏。彼もこのあと頭痛が・・・。

南東壁の取り付き(野人峰のある谷との間のコル)に着いた時点で二人ともヘロヘロ。紅杉林からここまで日帰りで岩登りに来るなんて発想自体がそもそも無謀なんだなぁ。やっぱテント張ってベース構えないとダメですな。でも天気は抜群によかったです。ちょっとまだ寒かったけど。

で、肝心の牛心山さんは、クラックに氷が張ってました。ツララから溶けた水がたれてんのな。
画像
「これ、カムとか入んないよな」
「うん、しかも袖から超冷たい雪解け水が入ってくるよな」
「おれら、ここまででもけっこう頑張ったほうだよな」
「高度障害もけっこうキツいしな」ということで、登攀は断念。雪とか氷対策はまったく考えてなかったし。

この南東壁ルート、2010年に山梨の隊の方々が初登攀されているのですが、実は同年にぼくが南東壁の写真を撮ってブログにアップしていたのをメンバーの方がご覧になったのが登攀のきっかけだったとか。こんなブログでも人様の役に立つときは立つもんです(嬉泣)。今回も登攀メンバーの方から情報をいただいて来てたのですが、季節がちょっと早かったようです。ぼくは雪とか氷とか登りたがらないタチなもので…。


しばらく景色を楽しんで、下降。翌日一日余裕があったので、淡い期待を抱きつつ登攀具をデポして行くことに(無意味だったけどね!)。

画像
コルからの野人峰。白い。

画像
こちらは牛心山側のカール。


グデングデンになって(酔っ払ってたわけじゃないが)王さんの宿に帰り、あまりにも疲労がはげしかったので、翌日は休養してデポした荷物は地元の周さんに回収してきてもらうことに。周さん、我々が計8時間かかった紅杉林〜取り付きの往復を2時間で行ってきた。これが地元の人たちの普通のスピードです。なんだかなあ。


ということで、山から降りてきた次の日は王さんの宿でゴロンゴロンしてました。「天気もいいのに若いモンがゴロゴロしおって!」みたいなことを王さん夫妻から言われましたが、そんなことはもうどうでもいい。天気がいい日に休養しないでどうする。

画像
王さんちの犬。よく吠えること。

画像
五色山。

画像
黒豚が散歩中。我々が昼食後でツイてたな!

画像
宿の裏にある林で仔牛がダラダラしてた。

ほんと、一日中なにもしないでダラダラしてたなぁ。山登りの醍醐味ですな。

翌日は都江堰へ帰宅。王さんが知り合いのドライバーを呼んでくれて、最短ルートで約4時間で帰れました。道路は2008年の地震からの復旧がだいぶ進んでて、公共バスはまだ通れないけど普通の車ならなんとか通れる、くらいにはなってました。新しいトンネルが増えて距離もすこし短くなってるようです。

日隆鎮の外の丘から、四姑娘山がくっきり。
画像



今回はまだ季節が早くて登攀には向いてませんでしたが、天気が良かったので十分に山が楽しめました。登攀具も持たずに写真撮りにブラブラ遊びにくる、というのもいいですね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
すごい勇壮な山々ですね〜
五色山なんて蝶の羽みたい!モスラか〜!
それにしても、プロのカメラマンにもなれるんじゃないですか?いい写真です。
あ、仮アップできてますよ。^^
chicca
2013/06/25 19:14
五色山の褶曲はダイナミックで見ごたえがあります。今回は雪バージョンで濃淡がはっきりしてて綺麗でした。
プロは無理ですよ〜^^;被写体がいいんです。天気も最高だったし。
フレンズページ、よろしくです^^
ムロヤ
2013/06/25 21:11
ムロヤさ〜ん、ご無事だとは思いますが、
洪水は大丈夫でしたか?・。・
chicca
2013/07/17 00:10
chiccaさん、お久しぶりです!心配いただいて申し訳ないです。実は今、日本の実家でコソコソしてるとこです(^^;)なので洪水はセーフでした。
でもあちらの友人たちによると、ものすごい豪雨だったそうですよ。みんな無事か心配です。
ムロヤ
2013/07/17 18:11
先生の写真素敵なあ。おいら メーデーの間に行くつもりけど 振替休日がないので ただみっかの時間があります すべての観光地に行くことができまるかな
Chisato
2015/04/23 21:33
Chisatoさん

ブログ見にきてくれて、ありがとう!
双橋溝には観光バスがあるので、乗ってみるといいですよ。メーデー休みはまだ寒いので、防寒具を忘れずに!
ムロヤ
2015/04/24 10:53

コメントする help

ニックネーム
本 文
端午節休暇で双橋溝に行ってきました。 四川まみれの覚え書き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる