四川まみれの覚え書き

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zoom RSS バス停やら看板やら。

<<   作成日時 : 2012/12/18 03:51   >>

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早いもので、今年ももう年末になってしまいましたね。都江堰も冷えてきましたが、震えるほど寒いって日はまだあまりありません。基本的に、ひと冬で雪が2・3回降る程度ですから、凍えるような思いはしません。

今週末から日本に一時帰国しますが、寒いんだろうなぁ、きっと。

日本はまた首相が変わったみたいですが、来年も変わるんだろうなぁ、きっと。日本の民主主義は、一体いつになったら先進国並みになるんでしょうか?



それはさておき、お天気の良い冬晴れの週末に、都江堰の街をぶらっと自転車で散歩(散車?)。


3年近く住んでると、もうほとんど地元ですが、意外とまだまだ新たな発見に満ちています。

ぼくが最初に来たのが2010年、2008年の四川大地震からまだ2年しか経ってなかったこともあって、街のいたるところで道路や建物の工事をやってました。バスなんかもボロボロのきったない車体で椅子も木製だったり…。あれからどんどん新しい道路・マンションができて街が(見た目)キレイになって、高速鉄道が開通したり、でかいスーパーができたり、トラストマートがウォルマートに変わったりと、日々変わってきました。今でも変わり続けています。バスもすっかりキレイな車体になって、運賃も1元から2元へと倍増しました。


そんな新しいやつらの中には、バス停もいます。ちょっと市街地から離れるとバス停の表示すらなかった(手を挙げてバスを止めるタクシーシステムが普通にまかり通ってた。田舎だから)以前とは違い、いまでは統一されたデザインのバス停がたっています。何番のバスがどこを通ってどこに向かってるのか、ちゃんと表示されるようになりました(当たり前なんだけど)。

そんな新入りのバス停たち、国際派を意識してか、「〜〜station」みたいに英語のバス停名までついてます。バス停名って基本的に、通りの名前とか近くの建物の名前で固有名詞なので、その部分はピンイン(日本でいうローマ字)で書いてあります。

でも中には固有名詞を豪快に直訳しちゃってるのもありました。
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Top New New School Station.
どんだけ新しいことをアピールしたいのでしょうか?「頂新新建」の部分は学校名です。ピンインでいいのです。でもバス屋さんたちはそれが気に食わなかった(たぶん)。

「ピンインなんかそのまんまじゃねぇか!ちゃんと英語に翻訳しやがれ!いま英語がナウいんだからよぅ!」とかなんとか言ってオンライン辞書かなんかで調べたんでしょう。その結果、やたらとニューなことをアピールすることと相成ったわけです。そして「建」の部分の訳はどこいったのか謎です。めんどくさかったのでしょうか。

いいですね、この何も考えてなさ。大好き、こういうの。カメラ持って散歩にでると、いいものに出会えます。ちなみに「站」は駅の意。


はい次。
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In the mountain station.

これはひどい。

「中山」とは中国近代化の父・孫文のことであるのは言うまでもありません。彼の目指した国作りは大陸には残りませんでしたが、その名前を冠した市・通り・広場などなど多くの地名に彼の名は残っています。

このバス停がある通りも「中山路」。通り自体の表示板には「Zhongshan lu」とピンインが書いてあるのですが、このバス停はそんなことお構いなしに英訳でゴリ押しです。

現代中国人がいかに孫文のことを忘れているかを示す好例だ、なんて大げさなことは申しませんが、少なくともバス屋さんたちのシステムの中には「チェック機能」という必須作業が抜け落ちているのでしょう。

しっかし、これは本当にひどい。英訳がどうとかじゃなくて、「中山」を人名と認識してない時点でひどい。これ役所とかに知らせたら何かもらえるのかな?教えてあげたい。

そして「路」の部分の訳はどこいったのか、これまた謎です。めんどくさかったんでしょうね。

ほんと、いいわぁ。




次のはバス停ではなく、道路標識のたぐいなのですが、「おや?」と思ったのでアップします。

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丸いのが二つありますが、気になるのは下の方。

このサイン、ぼくは「車輛への放火禁止」の意味だと解釈しているのですが、どうでしょう?これは最近になってたてられた新しいもので、街のどこにでもあるわけでもなく、ぼくにとっては今のところ学校の近くで2か所発見しただけのレアなやつです。

たぶん、なんですが、9月に中国全土でヒートアップした反日暴動の影響でたてられたんじゃないかと思います。ホラ、政治や生活に対して不満抱えてる連中が「反日」という免罪符を得て大いに盛り上がりましたよね。あのときにそんな「反日」のみなさんが「釣魚島是中国的(訳:お前のものは俺のもの)」って叫びつつ、中国で中国人が作って中国人が売って中国人が乗ってる日本ブランドの車を破壊しまわっておられましたね。

普通の反日デモなら政府もそこそこのところで切り上げるんですが、今回は騒ぎが大きかったものですから、さすがに政府もマズイなって思ったんでしょう。国内からも批判でまくりでしたからね。「お前らモノ壊すんじゃねぇ」と、他人様のモノ壊して鬱憤晴らしてる方々に注意したわけです。

10月に入ってからもデモは多少ありましたが、暴動はなくなりました。でも、いつどこでまた欲求不満な方々のハートに火がつくか分からない。

そこでこの新たな標識の出番と相成ったのではないか、と推測しております。しかし、車の上に火、という表現がまだ何か引っかかるんですよね。別の違った意味を含んでいるのでは…と気になるところですが、どちらにせよ、車に火をつけるのは危険ですからね。そりゃ道路標識にしてでも人民のみなさんの意識を高めておかないと。


もしぼくが「こういう標識作ってくれ」って言われたら、こういう感じにします。こっちのほうが「車を破壊する」というアグレッシブな行為をよりストレートに表現できる気がします。
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すみません、ただの思い付きです。




という感じで、なにかにつけて深いようで浅く、浅いようで深い中国のほんの極く一部を紹介しました。


さいごにおまけ。
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中国西南部の辺鄙な街中に、東京駅がございました。あれ?東京駅ってもっとこう、レトロとモダンの融合した瀟洒な構えだった気が…、、、気のせいか…。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
中国人の感性って、何を考えてるのか解らないところが面白いですね〜^^;
chicca
2012/12/19 17:16
なんでもかんでもぶっ飛んでますよね。まさに異次元空間です。
ムロヤ
2012/12/20 00:57

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