四川まみれの覚え書き

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zoom RSS パクリを「文化」にしてしまうんだから、たいしたもんです。

<<   作成日時 : 2012/10/29 20:08   >>

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南瓜餅、見事に失敗。

なんかベッチャベチャになってしまいました。あまりにいたたまれない姿だったので、写真は撮ってません。やっぱり、料理にもその土地の人にしか分からない感覚や出せない味ってのがあるんでしょうね。中国人が作った巻き寿司は、見た目は同じでも何か違うんですよね、やっぱり。そこへ行くと日本のカレーの完成度は超ハイレベルですよね。インド人も真っ青です(本当かどうか知らんが)。


それはともかくとして、今日の本題。まずは間違い探しから。
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はい、えーと、30代から40代のおっさんなら誰もが心ときめく「ガンダム」のプラモデル(箱)ですね。これはサイコガンダムというバカデカくてやたらとアグレッシブなモビルスーツ。まぁモビルスーツは大抵みんなアグレッシブですが。

もうお気づきでしょうが、右のは中国製のバッタもんです。繁体字なので香港製でしょうか。

ガンダムは中国でも人気があって、けっこう好きな人は多いんですが、それだけにバッタもんも大量に出回っております。一昨年の暮れには成都郊外の温江区の遊園地にニセガンダムが大地に立ってましたよね。あれを「うちのオリジナルだ!」と言い張った遊園地の開発スタッフもなかなかの剛の者でしたが、やっぱまんまパクるのは良くないよね。

さて、問題のサイコガンダム。この画像は中国のショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」から拾ってきたんですが、てことはこれ、フツーに市場に出回ってるんですな。ガンダムと思いこんで買う人いるんでしょうな。正規品にくらべてベラボウに安いし。

でもこれよく見てください。「ガンダム」とは一言も書いてないのです。中国ではガンダムを「高達」と書きます。そして「ガオダー」と読む(うん、かっこわるいね)。

コイツはというと、「精神感応戦士」と書いてあるわけです。字面だけ見ると何かキモチワルイ。で、下のアルファベット表記は、「PSYCHO FIGHTER」。そう、「GUNDAM」ではなく「FIGHTER」なんです、コイツは。「高達」ではなくあくまで「戦士」なのです。

違うぞ、と。ガンダムじゃないぞ、と。

ここに上述した温江区のニセガンダムと共通する、中国のパクリ精神が垣間見えます。99%のギリギリまで似せておきながら、残りの1%に乗っかって「これはうちのオリジナルだ!」ときっぱり言い切る、あの根性。「これはガンダムじゃない、ファイターだ!」と相手の正論にかぶせてくる図々しさ。「これはオリジナルだ」といいつつもオリジナルよりも遥かに劣るクオリティ。

まったくもって、噴飯ものです。というか、しょうもない。


だがそれがいい。

中国を好きな人って、中国のそういうところが気に入ってるんでしょうね。ぼくもですけど。



はい、次です。そのサイコファイターの商品紹介ページを下にスクロールして現れる、魅惑の5文字。
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「精神力高達」 ※簡体字は日本の常用漢字になおしてます。

アラ、ナマエチガウヨ。こちらでは戦士じゃないんですね。このあたりにはショップ側の、「さぁ、ガンダムと間違えて買いやがれ〜」というアコギな商売っぷりがアリアリと見えますね。

ていうか、「精神力ガンダム」ってなんだよ。気合だけでメガ粒子砲とか撃つんですか?エネルギー切れてもド根性で戦えるとか?

当然、産地は中国大陸。こんなん誰が買うんだよ、とか思ってたら、上の「成交記録」の件数が9件もある。買ったやつが9人もいるってことです。9人も。

とりあえず、作ったやつも売ってるやつも買ったやつも、フォウに謝れ


もういっこ。
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「RX-78-2 戦士」。形式番号までピッタリ寄せてきてるところがまた「らしい」ですね。

しかし、イラストはきっちりコピーしてるのに、名前だけ変えるってなんか不思議な感じですよね。やるんなら名前ごとコピーしたほうが楽でしょうに。騙される人間も多いでしょうに。でもそれをせず、敢えて微妙な変化を加えるあたりに、パクリ職人(そんなのがいそう)たちの矜持があらわれているのでしょうか。気のせいか。

60分の1サイズのMk-Uだってごらんのとおり。
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パーフェクトグレードなのにマスターグレード(100分の1サイズ)の値段で買えます。新疆から送ってくれるそうです。静岡からだったら買うんだけどなぁ。


ところで、ガンダムに関してはバッチリ「ファイター」と名前変えられてますが、他のモビルスーツはどうなんだ、といいますと、こんなですね。
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漢字(当て字)でカッコ書き。「扎古U」。たしかにこれ「ザクU」と読めますな。でもこっちは「ザク」という名前まで丸々コピーしてんだから、わざわざ漢字で書かなくてもよくないか?いいや、よくないのです。それではパクリ職人たちの男気に反するのです。たぶん。

他にも「加普蘭(ギャプラン)」てのもあったな。とりあえず、見てると沢山あります。どうでもいいのが。

あと、こういう系もありますね。
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フリーダム

気持ちは分かる。ような気がする。でもな、それは訳さなくていいんだよ。

この「MODEL GD」と書いてるやつは、タオバオ上でもけっこう見かけるシリーズですが、あくまでコピー品です。


なにがすごいって、こいつらはみんな、堂々と「ガンプラ」カテゴリに入ってることです。正規の中国向けのバンダイショップもあるにも関わらず、本物偽物お構いなしに並んでるわけです。まさに玉石混交。だいたい値段見れば見分けがつきますけどね。中国ならでは、といしかありません。

この国からパクリを取ったら、さぞかし面白みのない国になるんでしょうが、まぁほどほどにしといて欲しいですね。

てことで、みんなも気をつけましょう、って話でした。

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